韓国在住の相続人に遺産分割協議書を発送

他府県の方よりご依頼頂いた、在日韓国人の方の相続の案件です。

韓国に相続人の一人(被相続人の養子)が在住していて、在日のご依頼者は韓国語が少しはできるものの電話で話すのは自信がないとのことで、当司法書士事務所を手伝ってもらっているネイティブ(韓国人)が代わりに韓国に電話をいれました。

 

日本の不動産については、日本にいる相続人が相続することは以前に話がついているとのことでしたので、電話でも特に問題なく書類を送ってくれたら印鑑押すと、スムーズにいきました。

ご依頼者からの司法書士に頼んだ旨の手紙と、捺印、必要書類の説明、返信のお願いなど韓国語で作成し韓国宛に送付します。

返送用の郵送費もこちらで入れておきたいので、国際返信切手券を同封しました。

ただ、地方の小さな郵便局で国際返信切手券を知っているのか、対応できるのか少し不安です。

というのも、この国際返信切手券は日本でもその辺の郵便局では大抵置いていなくて、領事館などが近所にある本局レベルの郵便局でないとなかなか見つかりません。しかも郵便局員も知らない人が多いです。

この「国際返信切手券」というのは、外国から日本に郵送してもらうときに日本の切手を同封しても使えませんので、これを現地の郵便切手に換えることができるものです。具体的には国際返信切手券1枚でAIRMAILの最低料金に相当する郵便切手と引き換えできます。

返送はできればEMSでお願いしたかったのですが、国際返信切手券では使えるか分からないので(現地でEMSを切手で受け付けてくれるかによります)今回はAIRMAILで返送してもらうことにしました。

(そもそもEMSに足りるぐらいの国際返信切手券が周りの郵便局で入手できない( ̄ー ̄;)

 

今後の流れもスムーズに進むことを願います。