敷地権の多いマンションを購入すると損?

大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。


日々忙しいママ司法書士です。

昨日で、娘もハーフバースデーを迎え、仕事も何とか成し遂げつつ、育児も両立できていることに協力をしてくれている家族やスタッフその他多くの方に感謝の毎日です。

本日は、敷地権の多いマンションについてです。

敷地権の多いマンションは損です。

先日、贈与による所有権移転(名義変更)の登記をした際に、普通のサイズのマンションにも関わらず敷地権が20個ほどある案件にあたりました。

住所変更があったので名変の登記をしないといけませんが、普通でしたら土地建物ひとつづつの2000円程度のものが、その10倍の2万円もかかってしまうということになります。

さらに、申請書も通常2.3枚程度なのに、倍以上の枚数となり、登録免許税の計算も手間がかかり司法書士の報酬も通常の物件よりは少し高くなってしまうのです。

しかし、こればかりは、敷地権多いから買わんとこう!となる性質のものではないので(というか一般の方は知らないのが普通ですので)、いろいろ議論しても無駄なのですが、ディベロッパーが合筆費用をケチったのか分かりませんが、お客様に負担を転嫁するのはいかがなものかといつも不満な気持ちになりますね。


悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士 まえかわいくこ