仕事の処理能力は情報記録能力の高さと比例します。

大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。


仕事ができる人はどんな人でしょうか?

イメージとしては、頭の回転が速く、コミュニケーション力が高く、先々を見越して行動ができる人でしょうか。

ですが、日ごろ膨大な事務仕事等をしていて一番重要だと思うのは、情報記録、整理能力です。


1~5つぐらいの仕事を記憶の範囲で進める単純な仕事でしたらあまり関係ない話ですが、うちの仕事のように常に今すぐにしないといけないことが、数十個以上あるような仕事では、記憶や人間の頭だけを頼ってするのは不可能です。

常に優先順位を入れ替えつつ、どれからどんな順番でいつまでに仕上げればよいかを業務を進めながらいつも考えている状態ですので、そこで一番重要になってくるのが情報を記録整理することです。

これを怠ると、仕事はあっという間に滞って自分がどの順番で何をすればよいか、ただ単に思いつくままに仕事を進め、結果としてすべてが最後までたどりつかないようなことになります。

数多くのスタッフさんと仕事をしてきましたが、願いするこの作業(情報記録、整理)を素直に受け入れ取り入れてくれる方は、非常によく仕事ができ、長く勤めていただけるというご縁につながっています。

逆に、自分の方法にこだわり、そういった基本的な方法を受け入れずに無理やり積み上げようとする人にとっては、私たちの仕事はなかなか難しい仕事ですので業務を全うするのは不可能となってきます。

いずれにしても、結論としてはハートが一番重要ですね。

自分がこう動けば他の人の負担が軽くなるか?そのためには誰が見ても明らかに理解ができる情報の記録は必須です。

自分だけのことではなく、周りの仕事に関わる人のことも同時に見れることも仕事ができるかどうかに非常に深くかかわって来ると思います。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士 まえかわいくこ