帰化申請に必要な韓国戸籍

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今日は午前中、大阪の韓国領事館に行って帰化申請と相続登記に必要な戸籍を取得してきました。

朝一番で行く予定が寝坊してしまい、大阪韓国領事館に到着したのは、10時過ぎ。 もうすでに混んでました。

 

一件は、すでに帰化申請の受付は終わっているもので、追加で戸籍の提出を指示されたものです。

帰化申請で出す韓国戸籍や家族関係登録記載事項証明書はほぼ決まっていますが、ケースバイケースでそれ以外の戸籍の提出を指示されることがあります。 これもどの範囲が必要かの判断は、帰化申請の受付後担当官が個々に判断するので、今回のように追加で出す場合もあります。

当司法書士事務所では、書類作成・申請のみではなく、受付後のサポートも込みで行っています。

早速翻訳して、法務局に直接提出します。 縦書きの戸籍も含まれていたので、これを翻訳会社に別に頼めば追加戸籍1通だけでも4~5万ぐらいは取られる内容です。(ちなみにうちの帰化申請報酬は、9万円(税別)と実費のみでしたので、実質儲けある?という結果になっていますが・・・)

もう1件の帰化案件の分は、取得してみると母の記載がない。

婚姻の旨が載っていません。=婚姻前の本籍地がわからない。

婚姻届にも本籍地の記載はありますが、やはり番地まではない・・・

閉鎖された外国人登録原票記載事項証明書を取ってみます。ただ、かなり前に他界されているので、出てくるまでかなり時間がかかります。

ま、今までの経験上、すんなり必要な戸籍が出てくるケースは逆に稀ですね。

帰化申請のご依頼を頂くことが多くなり、翻訳を外注することに近い将来なりそうです。

なるべく、ご依頼者の負担は少なく今まで通りの報酬でしていきたいと思いますが、年代の高い方に関しては翻訳量が多いので、このままの報酬では難しいでしょうか。

 

中高年の方で帰化申請を頼むのは今がチャンス?かもしれません。