司法書士からの固定資産評価証明書交付依頼書による交付申請
「固定資産評価証明書交付依頼書」により司法書士は、所有者の委任なく登記に使うためだけに使える固定資産を証する書面を取得することができます。
これは、固定資産評価額通知書交付依頼書という書類をまず、法務局に押印してもらい、その後、市役所や市税事務所などに持っていくと、固定資産税の証明書を交付してくれるというもので、登記に使うためだけに手数料無料で取得できるものです。(申請者より登記の委任を受けていない場合は請求できません)
ですが、実際には司法書士がこれを利用して固定資産税の評価額を証明できるものを取ることは少ないです。
というのも、上で説明した通り、まず法務局に証明をもらった上で役所に請求するので二度手間となり、その分の労力を考えると委任状で直接取得するか、ご依頼者にご用意頂いたほうが、報酬が低く抑えられるという考えも理由の一つかと思います。
ただし、所有者以外の人が申請人になる場合で所有者や相続人などの協力が得られない場合(例えば、遺言書に基づく遺贈で、第三者が不動産を取得するような場合)は、結構活用ができる方法です。
さて、先日、とある役所に司法書士の依頼による「固定資産評価証明書(価格通知書)」を請求したのですが、あろうことか22年度分と記載されたもの(でも内容は23年度分らしい)を送ってきました。大抵の役所では普通に手数料を支払って交付される「評価証明書」と同形式できちんとしたもので、最後の宛名だけ〇〇法務局長殿となっている場合が多いのですが、役所によっては、いかにも手作りっぽいものがきます。
おそらく、あまり請求がないものだから、前のフォーマットをそのまま利用し、年度だけ変更し忘れたのでしょう。
すぐに速達で送って頂けましたので、まあよしといたしましょう。
大阪の悠里司法書士・行政書士事務所の司法書士まえかわでした。




