韓国人の相続登記手続き 司法書士報酬は法外?

当司法書士事務所は、在日韓国人・朝鮮人の不動産の相続による名義変更(相続登記)に特化している司法書士事務所です。

 

被相続人が韓国人、または被相続人が過去に韓国・朝鮮籍だったけど帰化して日本籍の場合の相続登記については、個人の方のみならず同業の司法書士の先生からのご相談も多いことは、このブログにも何回も書いているとおりです。

 

本日も、韓国人の相続関係の相談のお電話を数件頂きましたが、その中で家の近くの司法書士事務所に相談したところ、韓国戸籍収集だけで20~30万円ほどかかると言われたとお伺いし、かなり驚きました。

相続登記に関する報酬も、一般の司法書士事務所では、韓国籍の方の場合は日本人の相続の場合よりかなり高いのが普通です。

 

韓国人の相続については、普通の司法書士事務所では1回か2回ぐらい当たるかどうかでしょうから、労力は日本人の相続登記に比べて数十倍でしょう。よって、その報酬にせざるを得ないかもしれません。

 

当事務所の料金体系は、韓国人の方の相続登記の司法書士報酬について、日本人と全く同じ報酬表に基づいて計算します。(当事務所で戸籍収集・翻訳を依頼された場合)

これは、韓国籍の場合どうしても戸籍の収集や翻訳に費用がかかってしまうため、それに更に司法書士報酬が高いとなるとご依頼者の負担がものすごく大きくなってしまうからです。

当事務所は、翻訳部分もさせて頂きその分利益を頂いていると考え、あえて司法書士報酬は日本人の場合と同じ設定にしているのです。

私は在日の方と接する機会も多く、プライベートでも友人・知人の半分は在日または韓国出身の人です。

大好きな韓国籍の方に少しでも負担なく、当事務所を活用して頂ければとの考えでこのようにしています。

 

時には、他の司法書士の先生から安すぎると怒られるときもありますが、これが私のポリシーですから仕方ありませんね( ̄ー ̄;