私が司法書士になろうと決意したのは、2番目の子供が生まれてからすぐのことです。
それから、受験勉強を始めたわけですが、母であり妻である女性が難関資格の勉強を一念発起して始めるのは、容易なことではありません。
まず、この時点から家族、特に夫(または夫がいない場合は援助してくれる両親など)の理解と協力が不可欠になります。
特に司法書士試験は、1回で合格するのは困難なため、ある程度の長期戦を覚悟する必要があります。
数年の勉強を経て無事司法書士試験に合格した後も楽ではありません。
特に独立して、事務所を構えることにもなれば、その仕事上での重い責任を抱えることになりますので、それまで以上に家族の理解と支えが必要になるのです。
家庭での家事や子育て、教育などを1人で完璧にするのは不可能に近いです。
助けてくれる人に助けてもらいながら、ある程度甘えてやっていくのが一番だと思います。
司法書士にかかわらず、他の人が代わってできない仕事をしている専門職のママたちもきっと同じでしょう。
仕事を頑張るのは家族のためでもあり、その家族に支えながらママ司法書士は今日も頑張ります。
大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 代表 前川でした。