司法書士の営業に対する考え方。人の仕事を取ってまでするか?

司法書士・行政書士事務所を独立開業して2年半と少し経ちました。

去年までは、営業らしい営業をしたことが全くありませんでしたが、今年からはこのままではいかんということで、色々と人と会う機会を見つけて外に出るようにしています。

とは言え、子供が3人もおりますので、家庭は奥さんに任せて夜中まで接待OKの男性の司法書士の方と同じように頻繁に出歩くことができず、たまにお声をかけて頂いた会などに顔を出す程度です。

それでも、今まで出会わなかった方と様々な出会いがありました。

仕事につながっているか?といったら、今のところはまだですが、縁を大切にしていればそのうちお声がかかるかもしれないな~とマイペースに考えています。

わたしの営業のスタンスとしては、まず人と出会い、自分を知ってもらう。

そして、わたしだから一度仕事をお願いしてみよう!と思って頂けたら、よいな!と。

一度お仕事をさせて頂けたら、そのあとはまたお声をかけて頂ける自信は絶対あります。

 

司法書士を必要とする業種の方はもう既に別の司法書士事務所と既につながっているのが普通です。

その関係が良好で深い縁であれば、それは素晴らしいことです。

大手の司法書士事務所では、司法書士が積極的な営業をかけ、どうやって他の事務所から仕事を取っていこうかと日々忙しくされていると聞きます。

わたしは、そのように無理やりに他の司法書士の仕事を自分の仕事にしたいとは思いません。

 

ですが、必ずしも現在仕事を頼んでいる司法書士のサービスや人柄などに満足しているとは限らないので、縁があれば自然とつながっていくでしょう。

 

それもこれもすべて人との縁だと思うのです。

縁があれば、何もしなくても繋がっていくし、縁がなければ無理して一旦つながってもすぐに切れるでしょう。

縁が繋がっていくときは、不思議なほどタイミングよく、自然につながっていくものです。

 

毎日の様々な方との出会いひとつひとつがとても輝いていて、その縁がまたつながっていくのが楽しみで仕方ないです。これがこの司法書士・行政書士という仕事をしていて一番面白いところです。

 

大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 所長 司法書士・行政書士 前川