「信頼」っていう絆が司法書士業には一番必要。

日々業務をしていて思うことがあります。

それは、この司法書士業に一番重要なのは、「信頼関係」だということです。

物を買う時には、同じものを別の店で買えるなら、どこで買っても一緒だと思う場合がありますが、わたしたちのような仕事の場合は、商品はその専門家の個々の依頼者に合わせたサービスであり、言い換えれば専門家であるその人そのものが商品という考え方も可能かもしれません。

そこには、必ず信頼関係が必要となり、この人だからお願いしてみよう、この人だから任せてみよう。

となるわけで、逆に一度信頼関係が損なわれると、それ以上の業務の進行はとてもできなくなってしまいます。

 

ご依頼者とのやり取りで日々感じるこの見えない絆である「信頼」。

本当に赤い糸ではないですが、目に見えない信頼という絆でつながっているなと思えるときが、この司法書士・行政書士のしごとをやっていて一番幸せな時です。

様々な方とお会いするお仕事ですので、たまに難しいなと悩んだり、そういった方とうまくやっていくためにどうすればいいかと、とても頭の中が忙しくなるときもありますが、それも成長していくための経験のひとつで、貴重なものだと思います。

ひとつひとつ小さい信頼を得て地道にやっていけば、あるとき振り返ってみると、何ものにも代えられない心温まる何かがたくさん積み重なってきているのを感じる。 それが小さいけど私の目標です。

 

大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 所長 司法書士・行政書士 まえかわいくこ