司法書士の立会業務を他の司法書士に委託する場合(決済ヘルプ)の相場?

大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。

 

今日は冷え込みますが、皆様お風邪などひかれてないでしょうか?

 

ところで、本日は司法書士業界でいういわゆる「決済ヘルプ」についてです。

 

「決済ヘルプ」というのは何ぞや?とお思いの方が多いでしょう。

司法書士業界用語「決済ヘルプ」とは、不動産の決済(※不動産売買の立会業務)において、通常なら登記申請を代理する司法書士事務所の司法書士本職が立ち会うところ、大安などで不動産売買の日が重なってしまい、事務所内の司法書士で賄えない場合に、別の司法書士事務所の司法書士に立会業務だけをお願いすることを言います。

この立会は、必ず司法書士本職がしなければなりませんので、不動産決済業務が多い司法書士事務所では、決済ヘルプをお願いしているところが少なからずあります。

わたしも独立当初は、勤務司法書士時代にお世話になっていた事務所の決済のヘルプをさせて頂いたことがあります。

 

この「決済ヘルプ」のときに、どのようにお客さまに自分のことを紹介するかは様々です。

大手の司法書士法人の場合は、そのままヘルプに来ている司法書士の名刺を出させる場合が多いように感じます。

ルーティーンワークが多く、顧客先も大手でまたつながりが強いので、仕事を奪われるような状況が考えにくいからでしょう。

一方こじんまりした司法書士事務所の場合は、決済ヘルプに行く司法書士個人の名刺を渡すのを嫌がることが多いようです。

ひどい場合は、まるでヘルプ先の事務所に所属しているような名刺まで用意しているケースも見受けられますが、これは少し問題ありと思います。 お客様が司法書士検索などで、調べると名刺の事務所に籍がないとなると不信感を抱かれてしまいます。

 

決済ヘルプの相場はいくらか?

地方によって違うのかもしれませんが、大阪では1件(拘束時間2~4時間程度)3万円ぐらいでしょうか。

大手の司法書士法人などでは、単に抵当権抹消だけの立会でも3万円ほどだとか・・・。

はっきり言ってかなりおいしいですね!

 

わたしは決済ヘルプとはとんと無縁になっていますが、逆にお願いする側で考えると3万円は結構きついですね~。

特にうちの事務所のように良心的な報酬の設定にしている場合は、ほとんど残らない場合も・・・・・。

 

よく聞くのは、マイナスになっても信頼関係が大切で、全体でプラスだからよい!と。

そこまで立会業務が継続的にあればよいですがね・・・。

 

※司法書士の不動産売買の立会業務とは、不動産の売買の際、司法書士が所有権移転などに必要な書類を確認し、OKを出すことによって数千万円~数億円以上のお金が動くという責任の重い業務です。

 

 

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 まえかわいくこ