大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。
毎年1月と2月は少しゆっくり目に業務が始まって少しずつ仕事量が増え加速していく感じなのに、本年度は1月から結構なスピードで進んでいます。
特に1月そして、2月に入ってからも不動産の相続登記についてのご相談が多いのです。
預貯金の相続手続きはご自身でされても、不動産の相続手続きだけは自分では複雑で司法書士にご相談されるわけです。
お仕事のご依頼が多いのは嬉しい反面、「相続」が発生しているということは、どなたかが亡くなられている。
いつも手続きの書類を集めたり、作りながら亡くなられた方はどんな方だったのか、どんな人生を歩んでこられたのかと色々思いを巡らせながら、単なる事務手続きとしてしか感じられなくなることのないよう、人として亡くなられた方に敬意を表しながらお仕事進めるように心がけています。
戸籍だけ見てもその方の壮絶な人生が見えたりしますし、相続人の方とお会いしお話しをお伺いしていると被相続人の方の人柄や素晴らしい子育てをされたな~とこれこそ、すばらしい生きた証を遺された と感じずにはいられないこともよくあります。
特に一般の方にとって土地や家など不動産には特別な思いがあります。
実際に住んでいた家、しごと場として一緒に働いていた工場、お店、会社。
様々な思い出、懐かしいにおいなど・・・。
そんなことを想像しながら、人間味をもって毎日仕事に臨んでいます。
悠里司法書士・行政書士事務所 代表 まえかわいくこ