人の本質を見抜く力

大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。

その人がどういう人か、信じられる人か、責任感のある人か、人として好きになれるか、これから人として長い付き合いができるかどうか・・・・。

などを判断する基準というのは人それぞれ違うと思います。

深く知るには時間がかかりますが、大体は少し話をすればすぐに分かります。

人とコミュニケーションをとるとき、特にほとんど初対面で多少緊張するような場面で、どのように相手やそして同時にまわりに気遣いができ、なおかつ自分の考えも的確に伝えることができるか、それができる人は、頭の回転が早いし、冷静な判断ができ感情に振りまわれることの少ない信頼できるタイプの人だと思います。

逆に、必要以上に緊張して自分のことばかりを話して、周りに気遣いができなかったり、相手のことを知る努力をしない人、人からの情報を遮断して取り入れることをせず、自分の考えだけを押し付けたりする、あるいは先入観や他人からの情報だけで人を判断する人は信頼もできないし、人としても好きになれない。

人は常に自分の判断が正しいと思いながらも、他の人の考えや意見を取り入れながら自分の考えが偏らないように感情や考え方をコントロールして努力を続けていないといけない。 

偏った考え方をしていると、善悪の判断がつかなくなったり何かあってもすべて人のせいにして自分が悪くないと考えて逃げたり自分が楽なほうに楽なほうに行くようにする。

自分が責任がある立場でも、それを全うするために感情を抑えたり、我慢したりできない。
迷惑をかけてもそれほど悪いとも思わない。

本当に信頼できる人、私が尊敬できる自分がなりたい人は、悪い結果が出たときの理由は自分にあると考えて、常に自分を変える努力を怠らない人。

ただ、そういう人になるとしても、自分も感情のある人間ですので、相手によります。
相手がそういう努力をしない人には自分も何の感情もわきませんし、その人との関係を保つためにわざわざ努力もしたいとも思いません。
それが自然かと。

まだまだですが、自分も努力することを忘れずに日々進歩していきたいと思っております。


悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士 前川郁子