登記のオンライン申請。
昔は、オンライン申請をすることにより登録免許税の軽減措置があったため、頻繁に利用していましたが、それがなくなってからは、会社の設立登記申請ぐらいしかオンライン申請を利用しなくなりました。
司法書士事務所によっては、所有権移転など当日お金が動く登記をオンライン申請を利用しているところもあるようです。
オンライン申請でするメリットは、書類は後出しでも受付される（取りあえず受付番号と日付を取ることができる）、申請書の補正がオンラインでできる（出向かなくてもよい）という点です。
ただし、近くの法務局であれば決済場所からわざわざ事務所に戻ってオンライン申請をして別に書類を郵送などで提出するなら直接持ち込んだ方が早い。
確かにオンライン申請を入れておけば一安心ではあります。
しかし、書類が法務局に届くまでは完全に安心することはできません。
これは司法書士によって考え方は違うと思いますが、私は早いところすべての書類も１分１秒も早く法務局に持ち込んで自分の責務を早く完了させたいので、オンライン申請は近くの決済では利用しません。
が、遠方の法務局なら利用せざるをえないケースもあります。
当日の書類の持ち込みが難しいあるいは出張費などお客さまのご負担を考えると、オンライン申請を利用できたほうがメリットがあります。
そして、先日本当に久しぶりのオンラインでの不動産登記申請。
絶対に間違えられないので、何度も何度も確認して送信しました。
問題なく完了してホッとしております。
一瞬オンライン申請のほうが楽やんっ。とも思いましたけど、書類を出すまでは終わらないので一度に済ませたほうがそのあと、気が楽ですかね。
悠里司法書士・行政書士事務所（大阪市福島区） 代表 司法書士・行政書士 まえかわいくこ