最近遠方の物件の決済が続いていることを記事に書きました。
他府県の司法書士と連携して決済を進めるのは、他府県の不動産に限ったことではありません。
今回のケースでは、物件も関西で、決済も人もみんな関西なのに、抹消の債権者が関東で書類の受取が直に取りにいかないといけないという内容です。
当日お金がうごく決済では、決済が終わってから抹消書類を関東に取りに行って、戻ってきて申請なんて非現実的な話は成り立ちません。
今回は、債権者の提携の司法書士を紹介してもらってそこで代理受領をしてもらうことになりました。
前もって、売主さんの印鑑証明書と実印押印の抹消書類受領の委任状を送付しておき、当日受領してもらいます。
オンライン申請に必要な、登記識別情報と登記原因署名情報のPDFをメールでもらうという流れです。
ですが、不動産業者の不手際で、抹消債権者への入金口座が誤っていて、着金確認が3時ぎりぎりになり、最後までハラハラさせられました。
まあ、色々なパターンが経験できてよかったとも言えますが、大手の不動産業者さんなのだからもう少ししっかりしていただきたいなと思います。
なんしか新しいことにチャレンジは楽しいですね。
悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士 まえかわいくこ