毎日のように同じ説明をご相談者に強いる気がします。
似たような資格の名前なので、一般の方には分かりづらくて当然です。
決してご相談者のせいではありません。
一昨日は、
「前に会社の登記の変更をしたときに依頼した行政書士がいてたけど、今回はこちらでお願いします」
と言われ、
「会社の登記の変更は、行政書士ではなく司法書士が専門なんですよ。」
と説明をしまして、
昨日は、
「田舎の不動産の名義が旧姓になっているのを変更したいと近くの行政書士に相談したんですよ。」
と言わた際に、
「不動産の登記は司法書士しかできないので、司法書士さんに相談されたのかもしれませんね~」
と伝えまして、
本日は、
「帰化の相談で来られたご相談者が、実は直接帰化には関係ない話ですが、自宅が亡くなった前妻の名義のままになってまして、近くの行政書士に相談したら、色々と書類が複雑で進めるのが難しいと言われたんですが・・・」
と言われ、(あ~また来た来たと思いながら)
「そうですね。行政書士は、相続による不動産の登記の変更はできないので、司法書士に聞かれたんでしょうかね・・・」
毎日このようなやり取りをしております。
そのまま流すことも非常に多いのですが、やはり司法書士としては、正確な情報をお伝えしておきたいという気持ちがあります。
お伝えしてもおそらくすぐに忘れられると分かっていても・・・。
なぜなら、司法書士と行政書士では、資格の難易度がはるかに違うので。(もちろん司法書士がメッチャ難しいです)
似た呼び方なので、資格名を変更する話もかなり前からあるにはあるものの、進んでいません。
全く違う資格名になれば違いを知っていただけるのか?
悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ