司法書士や行政書士が代理人として役所に請求する書類(職務上請求書を使用する場合を除く)は事務所あてに送ってもらえるのか?自宅あてとなるのか?

司法書士や行政書士、その他の士業の人が代理人として、役所に請求する書類は事務所あてに送付してもらえるのか?自宅あてになるのか?

司法書士や行政書士、それぞれの業務の進め方によっては、職務上請求書で請求できる書類以外は、ご依頼者に用意してもらう人もいるかもしれません、

わたしの場合は、手続きにもよりますが、代理で取得できるものは、委任状をいただいてこちらで請求するケースのほうが圧倒的に多いです。

職務上請求書で書類を請求するときは、当然、事務所あてにしか送付してもらえませんが、司法書士や行政書士が個人として委任を受け代理請求する場合は、事務所あて自宅あて、どちらあての返送用封筒を用意すべきか?

はたまた、申請書(請求様式)にはどちらの住所を記載すればよいか?

という問題があります。

基本的には、

「司法書士や行政書士の個人の自宅あて、申請書の住所、委任状の住所もすべて自宅あて」

というのが、一応基本です。

市区町村によっては、そうしないと発行してもらえない厳しいところもあります。

でも、すべて自宅に送られるとなると、非常に不便です。

自宅に届いてから少なくても1日は時間のロスが生まれます。

そのため、わたしの場合は、

「返送用封筒も、申請書の住所も、委任状の受任者住所もすべて事務所あて」

で、一旦出します。

実は、今のところは、ほとんどの役所は、事務所あてに送付してくれます。

もちろん、会員証および、わたしの身分証明書のコピーいずれも添付です。

ただし、それほど請求の数が多くなく、どちらの住所でも確実に早く受け取れることを優先的に考えるのであれば、自宅住所あてが確実です。

あるいは、中間もできます。

「申請書、委任状ともに、自宅および事務所の住所の両方を記載し、封筒は、事務所あてに一応しておく」

としておけば、申請書の再作成を求められる可能性は減り、自宅にしか送付できないときには、電話がきて、自宅に送るがよいか?と確認の上送付されることになります。

請求先によって取扱いがそれぞれ違うので、大量に色々な市町村やその他の官公庁に請求する場合は、さまざまな工夫が必要です。