自己破産の免責審尋

やっと(もう?)1週間が終わりました。

明日から三連休。お天気になりそうですね。

 

今日は破産の免責審尋にご依頼者とともに行ってきました。

集団での審尋です。

ご依頼者は、緊張して昨日はよく寝れなかったとのことですが、それほど不安に感じる必要はないですよと、近況など世間話をして緊張を解いて頂きました。

10名ほどの集団免責審尋で、裁判官により、免責不許可事由につき数人に解答を求め答えさせた後、免責不許可事由の確認と、今後の生活について10分ほど話がありあっと言う間に終了しました。

ご依頼者は、少し拍子抜けされた様子でしたが、表情は明るくなったので気は楽になったでしょう。

あまり詳しくは言えませんが、ご本人はかなり苦労されています。朝も昼も夜も働き詰めで、それでも贅沢は全くしない。

亭主関白で身勝手な夫のために、自分を犠牲にされてきました。 

免責されたら、まず自分を大切にして再スタートして欲しいと強く願います。

 

時には難しい決断も下さないといけないでしょう。

そして、その決断を敢えてしないという決断もあります。 自分が選んだ人だから、これかも苦労するけどこのままいく。

それは、それで尊重すべき考えだと思います。 誰から見てもどう考えても別れたほうがよくても、本人の進むべき道は本人が正しいと思う道。 それが間違いだと後で思うことがあっても、自分で選んで進んだ道なら納得できる。

どの道を行かれるにしても、お身体だけは大切に、自分を大切にすることだけは忘れないでください。お願いします。