債権差押え後の第三債務者との連絡

今日は、一日中電話が鳴ってた日でした。

ありがたいことですねo(〃^▽^〃)o

 

数か月前に養育費の未払いの給与債権差押えをし、一度不送達になったため再送達し無事送達され、取りたても順調にいっていると思っていたところに、

管轄裁判所から電話が入ったので、何事かと少しドキドキしました。

 

ここで少し一般の方に簡単に説明を。

給与債権差押えることにより、今回で言えば養育費を払ってこない元夫が働いている会社に、元夫に支払う給料を妻に支払ってもらうことができます。

給与の差押えには、差押えできない部分があるので、その給料すべてを支払ってもらえるわけではないですが、安定的な収入があるサラリーマンであれば有効な方法です。

(差し押さえる前提としては、養育費について公正証書を作成していたり、判決などその他の債務名義があることが必要です。)

債権差押えの送達が債務者(ここでは元夫)に送達されてから1週間経てば、元妻は直接夫の会社から取り立てることが可能です。

 

話は戻りまして電話の内容は、

依頼者(債権者)が第三債務者に入金口座及び期日を指定し、支払をお願いする内容で封書を出したのですが、その中に依頼者の連絡先がなく、第三債務者から連絡が取れないとのことで裁判所経由でうちの事務所に電話がかかってきました。

第三債務者にしてみれば、一方的に支払方法や期日を指定されたのが気に入らなかったのかもしれません。

直接交渉しようにも、連絡しようにも連絡先がなかったため裁判所に電話したようです。

裁判所もとても親切でした。(今回は大阪の裁判所ではなく地方の裁判所ですが)

 

第三債務者も支払う気はあるようなので、連絡さえ取れれば問題ないと思います。

 

それにしてもご依頼者はかわいくて、いつも明るくてがんばり屋さんで、思わず応援したくなるような内面・外見ともに魅力いっぱいの人です。

新しい仕事も見つけられこれからお子さんと新しいスタート。

苦労もあるかもしれませんが、あの方なら絶対に幸せになれると信じています。