司法書士・行政書士はサービス業。改めて感じます。

最近、司法書士は本当に難しいサービス業だなとつくづく感じます。

 

その方それぞれに合わせた対応を求められるとてもレベルの高いものです。

同じ説明を同じようにして、10人中9人に分かって頂けても、残りの1人に理解してもらえてなかったらダメだなと。

その相手それぞれに合った手続きの進め方が必要なのは分かるのですが、それを直感で感じるのは本当に神業です。

 

一見しっかりなさっていて、このぐらいの説明で分かってもらえている、と思っていても実際には依頼者は分かっておらず、また分からないところを聞くのも何度も聞くのも何なのでと躊躇され、こちらにはご本人がそれを負担に思っているのが分からない。一言相談してもらえたら代わりにすることも可能なのです。

なんでも、口に出して相談して頂ければそれに合った形で目的に一緒に向かっていけるのですが、皆が皆思っていることを上手に人に伝えられるわけではないので、それはやはり司法書士である私の側が感じ取るしかないのでしょう。

司法書士は専門職ですが、究極のサービス業です。たまにめげそうにもなりますが、難しいからこそ遣り甲斐もあります。

 

今後は残りの1人にも満足してもらえるよう、心を入れ替えて更に努力していきます。