司法書士になるには

司法書士になるには、年一回実施される「司法書士試験」に合格するのが、一般的です。

 

また、試験に合格する以外にも

「裁判所事務官、裁判所書記官、法務事務官若しくは検察事務官としてその職務に従事した期間が通算して十年以上になる者又はこれと同等以上の法律に関する知識及び実務の経験を有する者であつて、法務大臣が前条第一項第一号から第五号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力を有すると認めたもの 」 も司法書士になることができます。

 

ですが、司法書士試験を受験して司法書士になる方のほうが圧倒的に多いですので、今回は司法書士試験について書きたいと思います。

 

司法書士の試験に合格した人の中には、元々大学で法学部だった人もいますが、全く違う学部で法律とは無縁の生活をしてきた人も意外と多いです。

また、学生のときに合格する人より一度社会人となり、色々な社会経験をしたのちに一念発起、司法書士試験を目指しその道を進むことになった人が少なくないので、

「自分は、法律も学んだことがない。」

「まったく違う業界にいたから・・」

という方でも、それを理由に特別大変とか、しんどいというわけではありません。

 

ただ、合格率が3%弱であるこの司法書士試験に合格するには、相当なパワーがいります。

 

まずこの試験に必要な性質は、

① 集中力

です。司法書士試験の直前3か月は、たくさんある試験科目を集中的に死ぬ気でまわす必要があります。

また、試験は一年に一度しかないので、その試験に集中し実力をすべて発揮しなければなりません。

 

次に必要なのは

② 根気・根性

です。 「あきらめないこと」 これに尽きます。 稀に1年ほどの勉強ですんなり合格する人もいますが、大抵は2.3回は受けないと合格しません。長い人になれば、5回以上受けてやっと合格した人もいます。

それなりの覚悟で臨む必要があります。

 

要するに、「死ぬ気で」「あきらめなければ」いつかは、合格できると思います。

 

明日は、私が実際に司法書士試験を受けるときに利用した教材や、講座をご紹介したいと思います。

この教材なくしては、絶対に今はなかったと言えるぐらいすばらしい講師がいますので・・・

 

大阪の司法書士・行政書士 まえかわでした。