行政書士試験での問題点

昨日は、行政書士試験が行われました。

私も試験監督員として参加させて頂き、受験生の熱気を感じ、自分が受けた時のことを思い出します。

 

臨月で今にも生れそうな状態で受験したので、当時の監督員は気が気でなかったでしょう。

次の日に息子が誕生。

毎年行政書士試験のあたりが息子の誕生日なので、その時を思い出し初心を忘れない意味でも監督員を毎年続けています。

 

ところで、今年、私が担当した教室である問題がありました。

それは、携帯電話の振動です。

 

行政書士試験の受験生は試験開始前に用意された封筒に携帯の電源を切り、封筒に入れ使用できないようにします。

ところが、電源を切るように伝えたにも関わらず、マナーモードに設定していた受験生が数人おり、試験中にバイブの振動音が何度もなり、他の受験生の妨げになる事態が発生。

特にバイブの場合は、その振動がどこから鳴っているか特定するのは想像以上に難しい。 監督員からは特定は不可能です。

 

解決策として考えられるのは、開始前の説明において、マナーモードはダメである点を数回強調する、なった場合の罰則を定める、封筒に入れた携帯は、各机の間に設置する などでしょうか。

 

私は司法書士試験を受けたときは、もっと厳しくケータイ電話については指摘された気がします。

音が鳴ったら退場か何かはっきり忘れましたが、電源をオフにしておかないとヤバいなという記憶だけが鮮明に残っています。

 

それに比べて行政書士試験は管理が甘いです。

その音が気になって試験に集中できない受験生から「不公平だ」との不満もごもっとも。

ですが、監督員はマニュアルに沿ってするしかありませんので、行政書士試験センターにもっとしっかりして頂きたいです。

 

大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 まえかわでした。