司法書士に必要な能力は調べ上手なこと

司法書士に必要な能力のひとつ。

それは、ポイントを押さえて効率よく手続きについて調べ必要な情報に達すること。

 

な~んだ、調べるなんて素人にもできるやん!って思われるかもしれませんが、ところがこれが実際にはある程度の知識がないと本当に必要な情報までたどり着くのにものすごく遠回りしたり、最終的に得た情報が正確でなかったりすることが多々あるのです。

調べるノウハウ。

これがかなり高度な技術なのです。

 

まず、電話や対面相談の場合は聞き方が重要です。

手続きの担当部署に調べ物をするために電話したり相談に行ったりするときに、同じことを聞き出そうとしても、伝え方によっては答えが180度逆になることもあります。

重要なのは、相手に伝えておかないといけない情報です。

前提として、何を伝えていないと知りたい情報が出てこないか?あるいは、相手が別のケースと勘違いして結論を間違えて伝える可能性がないか?あるのであれば、類似で違うケースが存在することをまず説明しなければ本当に欲しい情報は手に入りません。

インターネット、電話、書籍、様々な情報を総合的に集めた上で少しずつ積み上げ結論に近づいていく。

イメージとしてはそんな感じでしょうか。

 

手続きについて調べるのは、その分対応の範囲が広がるので、業務に関係ない範囲まで気になればいろんな情報を集め自分が納得できるまでやります。

それが、別の業務で役に立ったり、応用がきいたりと以外なところで活きてくるのです。

多少進行中の業務から脱線してしまうのでが、玉にきずですが。

 

調べるのが好きな人は司法書士が向いているかもしれません!

 

大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 所長 司法書士・行政書士 まえかわいくこ