成年後見制度に関する親族調査業務

大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。

少し前にこのブログの記事でも報告させて頂いた成年後見の後見人予定者などの親族調査業務について、ほぼ整いました。
が、実は住所まで調べなければいけないことに、報告書をまとめている段階で気づきまして急いで戸籍附票を請求する始末。

今回は、東京の役所への請求が何度か往復あり、そのため思ったより時間がかかってしまいました。
東京都23区は、戸籍等請求しますとかなりの時間を要します。
大体発送より戻りまで1週間程度は見ておかなければなりません。

この業務はある地方自治体が大阪府行政書士会に依頼し、そこから試験をパスした行政書士に振り分けをしている業務で、私も今年この試験を受けたので、今回が初めてでした。

相続人を特定するための戸籍収集は日常茶飯事朝飯前。
しかし、今回のように〇親等以内の親族をすべて洗い出す、という作業は実際にやってみると思ったより集める戸籍が多く、もっと要領よく一度に取れる方法があったかもしれないと、多少反省点もありますが、次回はおそらく完璧に、しかも時間も半分ぐらいでできると思います。
また仕事がくれば・・・ですが、こなければこの経験も意味なしとなるやもしれません。今回のお仕事もせっかくですから、コンスタントにやってみたいですね。本領発揮してみたいです。

とにかく、一通りやってみれば次回は楽という手続きの専門家の新しい挑戦はワクワクあります。

一方、当たり前ですが、関係図にするとやはり人は必ず死ぬんですわ。
日々相続関係説明図を書きながら感じはするものの、〇親等以内となるとその範囲もひろく上のほうなんて全滅ですもの。
いつもより深く感じ、考えさせられます。


毎日、後悔ないように大切にしようとまた改めて思いました。



悠里司法書士・行政書士事務所 代表 司法書士・行政書士 前川郁子