大阪司法書士会の会館維持費を払っていないと訴えられる?

大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。


大阪司法書士会に登録するときには、登録免許税、会館維持費、その他何だったか忘れましたが諸々で30万円ぐらいかかったと記憶しています。

会館維持費については分割で支払うこともできます。

この会館維持費について数年前に元司法書士の弁護士さんが不当利得返還請求訴訟を起こし、高裁までは返還を命じる判決が出ていたところ最高裁で覆されて、逆に支払わないといけないことに確定してしまったという経緯があります。

裁判提起前に登録した会員は支払っている人が多かったと思いますが、裁判継続中に入会した司法書士にはまだ全然払っていない、また分割で一部を払っていない人がそれなりの数いるようです。

大阪司法書士会は、今度は支払っていない会員を相手に訴訟をするということを会報で公表しました。

今後は、会館維持費未納の方は支払わざるを得なくなるのかと思います。
(というか、そのために無駄なお金が司法書士会費から使われるなら早めに支払っていただきたいです)


因みに私は、裁判継続中は勤務司法書士で、最初は月に1万円ずつ会館維持費を事務所が支払ってくれていたのを、
「裁判で勝ちそうにだからいいです!」
と2.3か月しか支払ってもらっていない時点で、辞退させてもらったら、結果、これです。とほほ・・・ですが。

最高裁判決出てすぐいさぎよく(?)一括で支払いました。


まだの方は諦めて払いましょう(!?)


悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士 前川郁子