法務局で商号調査するときに不満な点。

大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。


昔はよく同じ名前の会社名が登記されていないかを確認しに、法務局に商号調査にいくことがありました。

最近は、登記情報でもある程度調べられますし、同一本店所在場所でなければ登記できますので、昔ほど商号調査しに行く機会はなくなりました。

先日、ある会社さんの登記が完了しているかをたまたま大阪法務局の本局に行ったので確認してみようと商号調査のパソコンをいじってみると、会社法人番号か読みによる検索しか見当たりません。

読みはカタカナ(ひらがなだったかな?)で入れるのですが、そもそも商号を登記するときに読み方は登記しないので、基本的には適宜の読み方ということになるはずです。
(まれ~に登記官から電話がかかってきて読み方は○○でいいですか?と確認をしてもらえることはありますが、非常に少ないです)

今回探す会社さんの名前は、非常に読みにくい漢字。

思った通り、正確な読みでは登録されていませんでした。

登記情報で調べたほうがいいですわ。漢字も入れられますので。

法務局でヨミ検索で出てこない会社の目的まで合わせた商号調査をしたければ、

登記情報で会社法人番号を調べる⇒それで商号調査の端末に入力 
しかないのかと。不便すぎ。

でも、よみがなで検索できるというのを作るならきちんとヨミ仮名も登記されないと登記官の任意の登録でなんて、何となくなっとく行かない気分です。


悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士 まえかわいくこ