司法書士が教える書面にうまく押印する方法

大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。


司法書士の仕事は、他のおしごとに比べて印鑑の押印をして頂いたり、自らする機会が非常に多いのです。

そんな司法書士の私から見て一番重要なのは、

「朱肉」

です。

朱肉の中には、時間が経つと滲んでくるものがあり特に百均などで売っている安価な朱肉などでこういった朱肉が多いです。

押印したときはきれいに押せたように見えても時間が経てば不鮮明になります。

安物買いの銭失い とはこのことです。


せっかく他の相続人も押印して司法書士に戻ってきた遺産分割協議書の相続人の捺印のうち一人滲んで印鑑証明書との照合が難しい。

となると、重要な書類が再度行ったり来たりせざるを得なくなり、郵送費も手間も何もかももったいないです。



朱肉が圧倒的に重要ですが、あとは

「印鑑マット(下敷き)」

です。

この2点があればOK。

朱肉がよいもの(上等で速乾のもの及び適度に充当されているもの)で、印鑑マットがあればおちついて押せば大抵の方は苦労なくきれいに押すことができます。

是非お試しください。



悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士 まえかわいくこ