会社法人等番号と法人番号とは何が違うの?

会社法人等番号と法人番号の違い。

会社法人等番号とは

会社法人等番号とは、登記された会社、法人について数字12桁からなる識別番号です。

会社や法人の登記事項証明書を見ますと、通常は商号より上の一番上に記載されています。

「1200-01-198〇〇〇」

といった具合です。

最初の「1200」は登記をした管轄(登記所=法務局)を表します。

例えば「1200」なら大阪法務局(本局)です。 

その次の「01」会社・法人の種別を表します。

例えば「01」なら株式会社となります。

02=特例有限会社 

03=合名会社、合資会社、合同会社、外国会社

05=各種法人

そのあとの数字は管轄法務局で登記された順に付された番号です。

この番号は、会社・法人登記や、不動産登記を法人名義で行う場合などに使用することが多い番号です。

法人番号とは

法人番号とは、国税庁により

行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律

に基づいて各法人に指定された番号です。

この番号は、会社、法人の登記があれば自動的に付されて通知されます。

また、

国税庁の法人番号公表サイト

で、簡単に検索が可能です。

この番号は、法人名義での銀行口座の開設や税務申告、許認可申請などをはじめとし、最近では、幅広く記載を求められる番号で、登記で使用する「会社法人等番号」より一般的に使われる番号です。

いずれも似た呼び方となっているので、一般の方にはわかりづらいかもしれません。

また、別記事で、会社法人等番号から法人番号を調べる方法、またその逆の法人番号から会社法人番号を調べる方法について詳しく記載したいと思います。

※追記です、

会社法人等番号(登記)から法人番号(国税庁)を調べる方法  で、計算方法UPしました!

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ