司法書士の前川です。
ネット謄本(登記情報)を請求するときに、手元にある名寄帳や課税明細書の情報から請求しようとしてみたら、
「山、耕、なし、不明」
など選ばされる場合があります。
※今回は山口県の物件でした。
これは、同じ地番(重複地番)が存在する場合があり、山地番「/山」、耕地番「/耕」などで区別し、特定する必要があるケースです。
最初から分かっていれば、どれかを選んで請求すれば、発行されると思われますが、参考にしている名寄帳や課税明細書の記載が
古い場合には、記載の通り選択しても、該当がない、
などとなることがあります。
今回については、手元の古い名寄帳の情報をもとに、ネット謄本を請求してみましたが、該当なし。
そこで、「不明」を選択して、進んでみると、同じ地番の土地が1件表示されたので、取得してみると・・・
アンラッキー、別人が所有者でした。
その後、よくよく調べてみると、重複地番を解消するために、地番変更が行われており、
元々は、「175番」だった地番が、数年前に「10175番」 ※地番は実際のではなく仮番号
に変更されていたのが原因でした。
上記で、山地番か耕地番かわからないときに
「不明」
を選択すれば、おそらく合致するすべての地番が表示されるものと思われます。
それが一つしかなければ、それの可能性が高いと思いがちですが、明らかに「山地番」なのに、候補にあがっている物件が違っていたりする場合は、請求ボタンを押す前に、法務局の地番照会のかかりに確認するほうがかしこいです。
地番自体が変更になっていれば、該当登記情報が発行されることはありませんので。
古い情報をもとに請求するときは、面倒でも、先に法務局に確認したほうがよろしいです。
ご参考になりましたら、うれしいです。