ギリギリ直前まで融資銀行(金融機関)の稟議の決済(認証)が下りない時、一番大変なのは司法書士。

大阪市福島区 悠里司法書士・行政書士事務所

代表の女性司法書士 まえかわです。

うちの事務所は、不動産の立ち会い業務は少なめの事務所です。

たま~に、金融機関さんから不動産決済のお仕事があります。

1週間前ぐらいに予定が分かれば余裕があり、かなり助かるものの、ときには直前まで融資が決済予定日に間に合うかどうかという状態も起こります。

今日も、明日取引できるかどうかの結果がギリギリまでこず。

結局、夕方近く決済がおり、無事進められることになりました。

こういった場合には、大概はギリギリ間に合っています。まれに間に合わないこともありますが。

こういった状態になった場合、関係者みんな大変ですが、一番しんどいのは司法書士です。

所定の日や時間に不動産決済を実行できるかどうかが、不明な場合は、司法書士が立ち会うためにまずスケジュールを調整する必要があります。

また、事務所内で司法書士が用意できない場合には、外注でお願いする場合もあり、その場合は、別の司法書士の予定をあけてもらう関係で、流れても内部で費用が発生してしまうことのほうが多いので、赤字になる可能性があります。

さらに、もし所定の日に決済がおりなければ、その次の予定が必ず空いていて、受けれる状態であるとは限らず、決済が進む前提で動いたり作成したりした書類や労力がすべて無駄になる可能性も否めません。

そういう状況でありながらも、一番考慮してもらえないのが司法書士の予定です。

これはもちろん、一番後回し。

なぜなら、売主さんも買主さんも、仲介さんも決まってるけど、司法書士は山ほどいるし、ダメなら別の司法書士に頼めばよい。

結構辛い立場です(-_-;)

なんでも、リスク分散が安全。

うちは、こういった不動産立ち合い業務もたまにしますが、他の業務もまんべんなくやっているので、それほど影響は受けませんが、こんなことが頻繁にあると、司法書士のおしごとも精神的に結構しんどい仕事ではあると思います。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ