先日、かなり前に自己破産の申し立て手続きをさせていただいたご依頼者からご相談がありました。
破産者の住所、氏名などの個人情報が掲載されているサイトが存在し、困っているという内容でした。
そのサイトは、普通に入ると、何らかの情報を盗まれてしまう可能性があるとのことで、はっきり内容を確認できたわけではありませんが、一部確認してみたところ、
内容は架空の内容（フィクションである）と記載しながらも、実際には、官報公告から引用したと思われる破産者の個人情報が記載されているページが存在しているようでした。
個人として動いても、サイト運営者を調べることも非常に難しく、海外サイトである場合には、実際に取りやめさせるまでの道のりは費用倒れになるか、結果できないこともありうるのではないかと諦めていたところ、日経でこの記事を見まして、少しホッとしました。
ただ、実際にその記事を削除させられるかどうかは、まだわからない話で、ご依頼者のお気持ちを考えると、何とか一日も早く削除されてほしいと願うばかりです。
ネットってなんでも自由にかけてしまうので、本当に怖いですね。