昨日は、行政書士試験が行われました。
私も行政書士試験のお手伝いをしてきました。
簡単に言えばアルバイトですね。
司法書士は同期の司法書士合格者同士、横のつながりが強いです。
長期の研修で一緒になるため、自然と仲間ができるます。
ところが、行政書士は同期合格者が受ける義務の研修がありませんので、他の行政書士とのつながりが作る機会がありません。
この行政書士試験の監督員などの仕事に行くのは横のつながりを作るため=名刺配りに行くためです。
幸運なことに、昨日配置された担当では他の行政書士の方それも女性の方と色々とお話ができ、親睦を深めることができました。
行政書士といっても、業務範囲が広いのでその先生によって得意分野が違います。
私と同じ司法書士・行政書士の兼業の先生もいましたが、ほとんど行政書士登録のみの方です。
とはいえ、行政書士業をしながら別の会社で普通に働いている方も結構いました。
名刺交換して、私が司法書士も兼業であることが分かると、
「専業(=OLなどせず、司法書士・行政書士業で)で食べて行けますか?」
との質問を受けました。
行政書士だけでは食べていくのが難しいという現実があるのは確かです。
特に女性は、司法書士の合格者に比べて結婚して出産後に行政書士試験を目指し合格した女性の割合が高いので、独立して仕事をバリバリするのが難しいというのもその理由のひとつです。
また、男性であっても行政書士は人数が多いので営業力があるか、経営力がすぐれているなど商売上手でないと行政書士専業ではなかなか食べていくのは難しいかもしれません。
私は今のところは司法書士業務のほうが占める割合がかなり高いですね。
これは、自分が司法書士としての経験のほうが行政書士としてよりず~~と長いというのもあります。
でも、行政書士業務でもまだまだ狙い目はたくさんあると思います。
前の
「司法書士・行政書士専業で食べて行けますか?」
の答えは
「食べていける人もいれば行けない人もいる」 ですかね。
概して、司法書士であれば十分食べてはいけるでしょう。今は。
今後は分かりません。
人数も増えていますし、過払い・債務整理も減っていくでしょうし、少ない仕事を取り合いになっていくんじゃないでしょうか。