ある方より相続登記のご依頼を頂いていまして、その方は奥さまの両親と養子縁組をされていました。
いわゆる婿養子です。
奥さまがかなり前に亡くなられていて、奥さま名義の不動産の相続による名義変更を相談されました。
ご依頼者と奥さまの間にはお子様がおらず、奥さまの兄弟姉妹や甥・姪などとの交流もなく、誰が相続人か全く分からないとのこと。
相続人調査を始めると、兄弟姉妹が5人以上おり既に皆さん死亡されていました。
こうなると、甥・姪が代襲相続(死亡の前後によりますが、今回は被相続人が該当の姉よりあとで亡くなっていました)するので、相当大変になると覚悟しましたが、結局は子供がいる姉が1人だけでしたので、その子供4人とご依頼者が相続人であることが判明しました。
ご依頼者には、この4名の相続人の方の連絡先をお伝えし、どのようにアプローチするのがいいのかアドバイスさせて頂きました。
今日、相続人の方より書類に捺印する承諾を得たの連絡が入り私もホッと一安心です。
これから相続登記の手続きに進むことができます。
今回のようにいつもうまく行けばいいのですが、面識ない方との交渉は難航することが多いです。