過払いや債務整理では、他の業務とは違う種類の人(貸金業者)との会話で結構疲れてしまいます( ̄ー ̄;
他の業務では、経営者や会社責任者の方、不動産の所有者が多いのですが、過払い・債務整理関係では、サラ金会社の担当者とやりあわないといけません。
和解せずに、すべて訴訟をしている事務所もあるようですが、私はできるだけ本人の意向を尊重したいので和解も視野に入れて進めるようにしています。
今日は、武富士の担当者と話しましたが、以前提示された額は一連計算(分断が1年弱あります)の元金の6割で、本人の意向は入金がまだまだ先ということもあり、訴訟でとのこと。(簡裁代理権を越えてます)
武富士から何回も電話が来るので、本人の意向を伝えると
「本人と直接話しをする、交渉して提示する額も先生には伝えられません」
てな対応。
ムッとした私は、
「こちらは、既に訴状の作成業務の依頼を受けているのでそれを全うするだけです」
武「じゃあ先生最後まで責任取ってくださいよ」
私「へ? なんのですか?」
武「訴訟した後の手続き全部にです。」
私「・・・・・・・・・?」
武「和解した後の訴訟の手続きです」
私「取下げのことですか?そりゃ和解して入金あったら取下げますよ。」
武「以前、和解したのにそのままになって、判決までいったことがあるので」
しらんがな~。
その司法書士が本人と連絡がうまく取れてなかったのか、入金が先だから引き延ばせなかったんかは知らないけど、いきなり私に「責任とれ」はないでしょう( ̄ー ̄;
ほんま疲れるわ・・・
結局、本人に武富士からかけるも納得できる数字が出ず。
最近、武富士は訴訟はしたくないというのを前面に出しています。
その割には、和解できるぐらいの数字はでてきません。入金もかなり先です。本人と直接交渉してあわよくば低い額で和解してやろうというのがみえみえです。やはり最初から訴訟をした方が結果的に早く決着する可能性が高いでしょう。
ご依頼者も早い返還を望んでいるので、今後できるだけ早く決着することを願います。