住宅ローンの借り換えと司法書士2

住宅ローンの借り換えのときにも、通常司法書士が立会をします。

 

不動産の登記の流れとしては、

① 抵当権の抹消    今まで借りていた銀行の抵当権を抹消します。

② 抵当権の設定    新たに借りた銀行または保証会社(通常保証会社の場合が多いです)の抵当権を設定します。

という順番でしますが、

 

実際の流れは、(保証会社が入るパターン。一般的な例ですので銀行や地域(例は大阪です)についても違う可能性があります。)

① 新しい銀行と金銭消費貸借契約、保証会社と保証委託契約及び抵当権設定契約をする。

② 実行日当日に司法書士が抵当権設定の登記に必要な書類を確認し、問題なければ融資が実行されます。(①の契約と同日の場合もあります)

③ ご依頼者と司法書士が一緒に今まで借りていた銀行に行きます。新しい銀行から振り込んだお金が無事届いたことが確認できたら、住宅ローンの精算を行い、抵当権の抹消に必要な書類を受け取ります。

④ 司法書士が法務局に「抵当権抹消」と「抵当権設定」の登記申請をします。

※ 前日までに司法書士は、抵当権抹消の書類に不備がないか確認します。

 

上記のとおり、お金の流れと登記の流れは逆になります。

これは売買のときも同様です。(売買についてはまたの機会に書きますね)

 

今日は、ほぼ一日住宅ローンの借り換えの案件で終わってしまいました。

これまでは、前日までに契約が終わっている場合が続いていたので当日、抹消の銀行で30分ほどで終了し、あとは法務局に出して終わり。てなパターンだったのですが、今回は契約からすべてご一緒していたのと、設定銀行さんが時間がかかってなんと2時間半ぐらい時間を取られて予想外・・・

昼食も取れず、法務局に持ち込んで一回目の食事に有りつけたのは3時半。(これで痩せられたらいいけど、反動でカロリー高いもの食べ過ぎて逆効果・・・)

 

住宅ローンで個人のお客さんなので文句を言いませんが、業者の設定であればすでに誰か暴れてるで~て感じです。

銀行によっても全然違いますよね。

業者相手の貸付をしている銀行さんは、基本的に仕事が早い。

ちょっと遅かったら、やばい空気にすぐなります。

 

それに引き替え、住宅ローンはのんきですよね。

しかし2時間半はかかりすぎ。 

 

なんとか、今日出さないといけない会社の設立だけはすべり込ませました。

オンライン申請って本当にありがたい!!!

 

土日子供の運動会で疲れがたまっているので、体力的にパワー全開は難しいですが、やる気バロメーターは逆に上がってきてます。

明日は、今日の遅れをアッという間に取り戻すぞ!!