借地上の建物の贈与と登記

今日は、朝一番でトマちゃん(愛車)で府庁にいき、先日提出した宅建免許の免許証書換の新しい免許証を取ってきました。

この会社は、免許更新中なのでこの宅建免許証も実際ほとんど使うこともないのですが・・・

 

お昼に人と会う約束があり、一度事務所に戻って書類作りしてから行きたかったのですが、時間がなくなってトマちゃんで直行。

先日懇意にして頂いている税理士さんより情報を仕入れた「低カロリーバイキング」なるものに挑戦。

種類も多く、特に野菜や魚中心なので健康志向の方にはお勧めです。

 

弁天町の三井アーバンホテルの2階にあります。

今日は同期の司法書士と一緒に行きましたが、今度は子供を連れて行ってあげたいと思いました。

 

ところで、本題に入りまして

夕方に不動産の贈与についての贈与契約書やそれに関する不動産登記全般のご依頼を頂いているご依頼者がご来所されました。

半年前に該当物件の相続登記をご依頼頂き、その他の持分を今回、贈与により移転するのです。

 

建物のみの譲渡ですが、借地上の建物であるため贈与税を考えるときは借地権の価格も計算しなければいけません。

当初は一人の名義にしようとしていましたが、借地権の価格を考えると贈与税がかかってしまうため、今回は持分をそれぞれ別々の人(親・兄弟)に移転して贈与税のかからないように登記することになりました。

が、かなり昔から大地主が貸しているので分筆されておらず、借地の地積を特定することが現実には難しい状況です。

 

あと、借地上の建物の譲渡や売買でクリアしておかないといけないのが、地主の承諾です。

借地権の譲渡には基本的に地主の承諾が必要すので、書面にて承諾書をとっておきます。

※(不利となるおそれがないのに承諾しない場合は、裁判所が承諾に代わる許可を与えることができる 借家借地法第17条)

これもすんなり地主さんがはんこついてくれたらいいですが、通常承諾料や地代の値上げなどの交渉ということになりましょうか・・・

 

地主さんとうまく交渉できれば、その内容で承諾書をうちの事務所で作成します。

 

ここがクリアできれば今回の贈与は問題なさそうです。

うまく進むことを願います。