今日は、朝一番より帰化申請のご相談がありました。
韓国籍の特別永住者の方で、昔に一度ご自身でされようと法務局にご相談されたそうで、ある程度の知識はお持ちのようです。
その際に集めた書類がいくつかあり、今回についてはその中に使える書類もありそうで、届出書の記載事項証明書等の請求先の情報が書類より判明するので再取得にも楽です。
ご相談者の方は、数年前に司法書士試験を勉強しようと思われたことがあったとのことで、
「司法書士のお仕事って儲かりますか?」
との質問を受けました。
ご相談者が営業職でいらっしゃるので、
「〇〇さんがなられたら儲かりますよ」 とお答えしました。
(私はぜ~んぜん儲かってませんが・・・)( ̄ー ̄;
「司法書士」「行政書士」という仕事は、資格を持っていて開業するだけで儲かる仕事ではもちろんありません。
ただし、競争力の激しい他の一般の業界に比べればまだまだ開拓できるお宝はたくさんあります。
ご相談者のように営業力があればこの資格で儲けることは可能でしょう。
荒稼ぎは難しいですが、長く続けることができます。
私もその気になれば、要領よくお金になる仕事だけを増やすことも可能だと考えます。
でも、この資格を「お金儲けの道具」と考えることは私にはできません。
困っている人の力になったり、様々な人に頼りにされる素晴らしい仕事です。
私にとって司法書士、行政書士の仕事が「金儲けの道具」になったときは、仕事が楽しくなくなるときです。
確かに自分のしたい仕事をしたいようにしていたら、お金は儲かりませんね。
でも、それで満足だからそれでいいんです。
シンプルです。
小さな幸せでいっぱい幸せになれる省エネ人間(Mさんのお言葉借りて)なので、今まで通り自由にやっていくだけです。
自分を常に向上させ、あらゆる方面の知識を蓄えご依頼者に満足してもらえるサービスを提供できるように努力だけは怠りません。
10年、20年後も同じことをブログで言っていると将来の自分に期待しています。