当司法書士・行政書士事務所では、帰化申請手続きのご相談を受けることが多いですが、そのうちほとんどが韓国・朝鮮籍の特別永住者の方です。2世3世の方が多いです。
その帰化したい理由も様々です。
一般に多い理由は、「手続きが煩雑であるから」でしょうか。
外国籍ですと、たとえ特別永住者でも何かにつけて、「韓国の書類(戸籍など)と「翻訳」が必要になり領事館に行ったり日本の役所に行ったり、同じことを日本国籍の人がするより何倍も労力がかかってしまいます。 そもそもしようとする手続きをするのに、どこに何を聞いて調べたらいいか分からない、という場合もあります。
育ってきた環境によって、自分のルーツのある国「韓国」についての考え方も様々です。
日本の風習に習ってお盆やお正月を迎え日本の一般的な家庭と同じように和風のおせちを用意する家もあれば、旧暦に従い韓国のチュソクやソルラル(盆・正月)を韓国式に行う家庭もあります。
韓国人である自分のルーツを大切に思いながらも帰化をしようと思う方、元々あまりこだわりがなく利便性のために帰化を決意される方等色々です。
でも、一部の方は切実に帰化を必要としています。
例えば、日本人でないとなれない職業に就くことを希望される方などです。
「防衛大学校に進学して、将来は自衛隊の幹部になりたい」etc・・・
あるいは、スポーツ選手がオリンピックに出る際に日本人として出る必要がある場合。
サッカー選手のラモス瑠偉 や闘莉王は帰化して日本人として国際試合にでていました。
今日ご相談予約を頂いた方は、この類にあたるすばらしい夢を実現されるために帰化されるそうで、私としてもやる気が湧きまくっています。
まだ、ご依頼は頂いていませんがご相談頂きお話がお伺いできるだけでも、パワーをもらえそうでワクワクします。
何かに一生懸命の人って本当に輝いていて素敵で、近くにいるだけで自分も頑張らないと!という気になりますね。
この仕事していて、色々な方にお会いできるのが一番楽しいです。