税理士が羨ましい司法書士

色々な士業があり、私も別の士業の方と範囲は広くはないですが、お付き合いさせて頂き色々なお話を聞きます。

 

司法書士・行政書士以外では、税理士さんや社会保険労務士さんなどでしょうか。

税理士さんの話を聞いていると、とても興味深い。

税理士とお客さんは、夫婦のようなもの。

まあ、その税理士さんによって違いはあるとは思いますが、基本的に税理士さんは他の人が見れない部分までお客さんのことを知っています。

そうであるからこそ、お客さんもすべてをさらけ出すことができるし(必ずしも・・ではないですが)、顧問契約という性質もあり、一番信頼できる何かあったら一番に声をかけるパートナーとして考えている人が多いように思います。

 

私もこのため何度も悔しい思いをしてきました。

司法書士・行政書士の専門分野のことで、税理士さんは普通知らない情報で、どう考えてもお客さんにとって有利な提案をさせていただいても、

「税理士はこう言っていた」「税理士はそこは変えない方がいいと言っていた(←変えないと過料かかる案件)」

の一言で、わしは奥さんの言うことしか聞かんで!!!的な感じで聞く耳もたない。

 

「税理士さんはええな~。」

と、一時は本気で税理士も勉強しようかと思ったぐらいです。

 

今も本当に魅力のある面白い仕事だと思います。

 

でも、実際はいいことばかりじゃないですよね。夫婦でも山あり谷あり、離婚することもありますし。

いい税理士さんに出会えず、結婚・離婚を繰り返しているお客さんもいますものね。

正に結婚と同じ、相性が一番。

 

結局、私は司法書士がいいという結論に落ち着きました。

税理士が奥さんなら、司法書士はいわば友人です。つかず離れず、逢いたくなって必要になったら何年たってもふと連絡がくる。

しょっちゅう会っていなくても、いざというときには、相談できる頼りになる友人。

今後もそんな存在でいられるように、司法書士として精一杯の信頼を受けていけるよう頑張ります!!!