行政書士の仕事で多い建設業許可のしごと

行政書士の業務範囲はかなり広いのですが、その中でも需要が多いものは、他の行政書士の先生と話していて大体分かります。

 

まず、在留資格関係。

この分野は、他の許認可申請と違って税理士さんなどが関与して出してしまうことができない分野であるせいか、入管取次行政書士でないと代理できないこともあって、仕事は取りやすいように聞きます。

また、行政書士の中でも外国人に対する対応を不得意とする人もいるので、行政書士の業務の中ではしている人の割合が比較的少ないのかもしれません。(と言っても行政書士自体が多いので言うほど少なく感じないかな?)

 

あとは、離婚問題でしょうか。

この時代、離婚する人の数は昔に比べてはるかに多くなっています。

その分需要も高いようです。

行政書士として開業してほとんど仕事はないけど、離婚問題だけは仕事が来るという話もちらほら聞きます。

 

そして、私が身を持って感じているのは「建設業の許可」でしょうか。

建設業の許可については、WEBページでも業務内容として入れていないにも関わらず、これまで結構な数を申請してきました。

司法書士として登記をした会社さんの関連であったり、昔お世話になった会社さん・個人さん関連であったり、士業関連の紹介であったり、こちらから建設業の許可申請をしているアピールをしていなくても、常に相談を頂いている状態です。

特に最近は、許認可を要する仕事に関しては、請け負わせる方は神経質になっていますので、建設業の許可がなければ500万円未満の仕事もさせてもらえない、といった話もよく聞きます。

それと同時に会社ではない個人に仕事が回せなくなってきているので、「法人成り+建設業の許可」のパターンの相談も多いです。

 

司法書士と行政書士の兼業ならではの、「会社設立登記 + 建設業許可申請」のワンストップのサービスが、お得意様価格で提供できるようにしています。

許認可は行政書士に依頼し、登記は司法書士依頼すると大抵割高になってしまうでしょう。

かと言って、行政書士か司法書士どちらか一方に両方依頼することはできませんので(行政書士は会社設立登記ができない、司法書士は許認可申請ができない)やはり、司法書士・行政書士兼業の事務所に頼むほうがいいでしょう。

 

話が反れましたが、行政書士業務でもまだまだ狙い目はあると思いますよ。