会社設立。本店(会社の住所)はどこに置くのがよいか?

本日もお陰さまで、多忙な一日でした。

(電話が鳴り続けて、予定の仕事の半分も終わらず・・・)

 

夕方に会社設立の社長さんがご来所。

本店が奈良の会社ですので、久しぶりに定款認証しに奈良に行きます。

最寄駅西九条が阪神なんば線で奈良と繋がってからは、なんと一本で近鉄奈良駅まで直通という便利さ。

 

実は、この会社さんは現在個人事業でされていて、事務所も大阪市内のとあるところにあります。

ところが、近日他に移るかもしれないということと、また借りている事務所で登記したら移転するごとに会社の登記変更などに費用がかかるからとご自宅を本店にされています。

ただ、ご本人は大阪市内に事務所を移す可能性は考えてらっしゃるようで、かかる費用の質問を受けました。

実際に営業をしているところと別の場所を本店として会社の登記をしていることはよくある話ですが、不都合はあると思います。

 

登記簿上の本店と実際の事務所の住所が違うと、新しい取引先には少し不安に感じるかもしれません。本店の住所に実体があるのかないのかが分かりません。法人税等申告も基本的には本店のあるところでしなければならないですし。

また、名刺を見て事務所の場所がいい場所にあるかどうかを気にする取引先もありますので、大阪市内でも事務所として立地のよい場所に事務所を構えるほうが見栄えはよいとは言えます。

まあ、これまでの経験上、設立段階で大阪市内か郊外か迷われていた方は、遅からず本店移転の登記を希望される傾向にありますね。

 

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