東日本の大震災で、南三陸町の戸籍のデータが消失したというニュースを聞き、心を痛めていました。
戸籍は日本独特の制度です。(韓国や台湾も日本により・・・)
最初は、徴税や徴兵のためだったかもしれませんが、住所と本籍が別々になり、徴兵もなくなった現在までその文化は変わらず続いています。
戸籍によりその人のルーツを知ることができますし、時にはその人の生まれてから死ぬまでの人生そのものが生々しく映し出されることがあります。
特に司法書士や行政書士といった相続関係の仕事に携わる専門家にとっては、戸籍に対する愛情は人一倍深いのです。
戸籍を見ながら、独り言をぶつぶつ言ってしまう私。
そんな戸籍のデータが無くなってしまうなんて本当に大変なことです。
運よく仙台気仙沼支局に届出書などの資料が残っているとのことで、復元は可能とのことで取りあえずはよかったです。
ただし、その資料をデータ化するには大変な労力がかかるでしょうが・・・