ユッケによる食中毒 人ごとではない

誰もが普通に口にする可能性のある食材にこんな危険性があったなんてほとんどの人が想像できなかったでしょう。

 

私もこのニュースを聞いたときは、耳を疑いました。

食中毒は怖いとはいえ、それほどまで強力な食中毒があるなんて。

腸管出血性大腸菌O111。

就学前の男児の死亡だけではなく、大人まで死亡してしまうほど強力な毒素。

人によっては軽傷ですんでるようですが・・・

 

特に自分の子供と同じぐらいの子が、何の前触れもなく、

楽しいはずの食事会によって命をうばわれたのは、想像するだけで息が苦しくなります。

 

私自身も焼肉屋でユッケを息子に食べさせているだんなさんを一度は止めるものの、黙ってあげるのを見ていたこともありました。

自分の子供もそうなっていたかもしれないと考えたらゾッとします。

 

なぜこんなことが起きてしまうのか?

1人1人が人間として徳を重んじて責任をもって行動していたらこんなことは起こり得ないと思うんです。

他人さまの口に入る食べ物を扱う人は、それだけ重い責任を背負っているということを忘れないで頂きたい。

 

今回は国の責任も重大です。

が、やはり暗黙のルールが守られてきたから今まで何事もなくきたわけで。

国を動かすのも人。 皆が自分の行動に責任を持って行動する。そのシンプルなことが実は一番難しい。

 

もう二度とこのような悲惨なことが起こらないよう祈っていますし、自分の責務を改めて考えさせられました。