同期合格の女性司法書士の中で独立している人は私のお付き合いしている中では、今のところほとんどいません。
逆に男性の同期合格者の司法書士はほとんどが独立開業しています。
そんな独立したほかの司法書士と話をしていると、最近景気のいい話は聞きません。
司法書士が簡易裁判所代理権を取得できるようになってから、近年では過払い請求ラッシュで、司法書士事務所でほとんど修行した経験のない最近の合格者でも司法書士事務所を簡単に開業し、広告さえ打てばコネがなくても十分経営がなりたっていました。
現に債務整理メインの広告バンバンしている事務所の司法書士が、平成20年以降の合格者であることも見受けられます
しかしながら、今後は同じような経営方法では、生き残ることができなくなったのです。
当事務所は、司法書士だけではなく行政書士業務、また翻訳業務等もあり、業務が分散しているため、債務整理しかしていない事務所よりは影響は大きくはないですが、それでも大きな影響があります。
今後どのように司法書士としてやっていくのか?
大きな岐路に立たされていると感じます。
同じように感じられている司法書士の先生は少なくないんではないでしょうか?
大阪の司法書士 まえかわでした。