役所の職員が不勉強すぎるため仕事にならなかった一日・・・。

大阪の司法書士事務所 ゆうり事務所まえかわです。

今日はなかなか仕事がはかどらなかった・・・・。

出るはずの書類が送られてこないケースが2件あり、それを調べてはおり返し電話対応、調べては電話と繰り返しでたまりません。


具体的には

ケース1

帰化申請に使用する、申請者の兄弟姉妹の従前の氏名(帰化前の氏名)が載っている戸籍を請求。

該当なしで、その役所の管轄のもっとも古い除籍謄本が送られてくる。

転籍前を追ってみると、結局最初に請求した本籍地が再度出てくる。

要するに、本籍地などで該当があれば、

「それ、ビンゴ!」
と言わんばかりにその前を調べてないわけです。
こちらは帰化後初めて作られた戸籍がほしいので、一番古いの送って!と書いています。


転籍って何回も同じ本籍地にできるって知らないんでしょうか。
同じ本籍で、同じ名前でいくつも存在すること当然あるでしょう。

しかも、事務員さんに電話してもらうと平気で申請書をもう一回出せとか言ってきます。

もちろん役所の落ち度なのに、こちらで郵送費とか負担するはずありませんので、電話変わって説明する・・・。(時間とられるのが本当にしんどいんです(汗)

そのやり取り何回やったことか・・・。

ケース2

韓国籍の方の住民票で、外国人登録制度廃止・住民票制度開始後の住所の移転の記載がほしかったのに、載っていない。

事務員さんに電話してもらうと、平気でこっちでは分からないので法務局に聞いてとか言ってきます。
内容全く見ていないんですよね。
外国人住民制度開始してからの移転は当然に載せることができるはずなのに、載らない、出せないといいはる。

切っては調べ切っては調べ折り返し電話。

最後には
「普通はそう言った形で出すんですけどね・・・。別の形では出ますわ。送っときますね。」
ですって?

結局でるんでしょ?じゃあこのやり取りの数時間は何なんでしょう?

前の住所が載らなければ外国人住民票制度の意味って何ですかって市民課で勤務していたら疑問に思わないのか不思議でたまりません。

もちろんほとんどの役所の窓口サービス課や市民課の職員の方は勉強熱心で、きちんとされていることとは思います。

しかし、今日のようなことがあると、日本の市や区の職員はこの程度なのかと信頼なくなりますし落胆して、どっと疲れてしまいます。

たまには愚痴ります。
普通レベルのサービスを望みます。


悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) まえかわいくこ