私は、司法書士と行政書士の兼業です。
割合で言えば、司法書士業務の割合が8割以上と、行政書士業務の比率は低めです。
(そこ(あとの2割)に翻訳業務も含まれます)
ですので、あまり参考にならないかもしれませんが、個人的意見としては、
「行政書士でも十分食べていける!!」
です。
何をして生計を成り立たせるか。
この世の中には様々な仕事がありますが、本当にその数えきれない仕事でみなさん家族を支えています。
資格が必要な仕事のほうが少ないのです。
行政書士は人験の難易度もそう高くないため取得しやすい資格で人数も多いため食べていけないよという意見を多く聞きます。
確かに、司法書士に比べると資格は取得したものの、行政書士資格と全く関係ない仕事をされていたり、法律関係の会社に勤務されている人の数は多いかもしれません。
ですが、他の資格が不要な、誰でも算入できる業界に比べれれば、非常に恵まれているのには変わりないのです。
まだまだ狙える分野は山ほどあります。
成功している行政書士さんを観察してみると、行政書士資格でしかできない仕事だけを受けているのではなくその業務に派生する業務(弁護士、司法書士、税理士、社労士など他の士業にかかる部分をするのは問題外ですが・・・)で資格が不要な業務もまとめて受けていけるというメリットを最大限生かしている人が多いのかなと思います。
例えば、顧問として、許認可の相談だけではなく税理士法に抵触しない記帳業務も含めて受けるなど、方法は数えきれないほどあります。
私の場合は、自然と司法書士業務の需要が高く、司法書士の人数が少ないためそちらの業務に傾いているものの、司法書士資格がなくても行政書士だけでも十分食べていけたと思っています。
マイナスな情報が多いかもしれませんが、行政書士資格を目指される方は、将来の希望をもって頑張ってください。
個人的な意見ですが・・・
悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士 まえかわいくこ