ひさしぶりに公的機関とけんかした。

大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。

司法書士や行政書士のおしごとは役所や法務局、その他公的な機関とやり取りが欠かせないお仕事です。

その手続きで、公的機関の対応に関して定期的にけんかしています。

聞こえは悪いですが、内容としては、公的立場にあるにも関わらずその権力を乱用して、ご依頼者の利益を損ねるような対応をする職員に抗議をする

ということですので、実際のけんかとは違います。

理論的に間違った対応をして、ご依頼者の負担が増えるようなことになっているのを見過ごすわけにはいきません。

わたしは、何でもかんでも文句を言う人間ではありません。

一般的に考えて、不当である場合しか、声を大きくすることはありません。

それでも、ある一定の期間ごとにはこういったことは必ず発生します。

まあ、こんなの慣れっこなのですが、最近は優秀な事務員さんが動いてくれるので、直接やり取りをあまりしなくなったので機会が減ったんですね。

今回は、ある部署のある職員が、手続きに質問に対して応えないという状況が日常的に発生していて、同じ内容を別の管轄で確認すると10秒で解決する内容を、直接書類を見ないと答えられないから、電話をかけてくるなといった内容を事務員に何度も伝えられていました。

それが数回連続であり、流石の私も納得いかず。

それを伝えないことによって、得をするのはその職員のみ。

面倒な質問には答えたくないから窓口に来いというだけ。窓口には自分はいないから別の職員が対応するだろう。

答えた内容には責任を持たないといけないから答えなくないだけ、仕事したくないだけとしか思えない。

すべての問い合わせに対して内容を見ないとケースによって違うので答えられないというが、別の管轄の職員や同じ管轄でも別の職員がでれば「一般のケースなんで、実際には書類を確認しないと分かりませんが、通常は〇〇といったことになることが多いです。」と一般論できちんと答えてくれる。

また、答えられるように具体的に質問もしている。

どこの管轄に確認しても、その今回の対象となっている職員以外は全く問題のない対応。10秒で解決する内容。

それに応えないことによって、依頼者や申請人には多大なる負担や労力、費用などがかかることなんて一切頭にない。

昔の公務員には多いタイプです。今はそういう人はかなり少なくなって、きちんと対応してくれる方がほとんどの中、自分の立場を笠に着て、公的機関が電話かけてくるな、書類持ってこいとは、権力乱用以外に何者でもない。

久しぶりにとさかにきましたわ。

もっとかわいそうなのはこんな抗議もできない手続をされる一般の方々。

普通が何かを知らないので、文句の言いようもないと思います。

こういった対応により、その手続きをあきらめようという方も多くなります。

微力ながらわたしも頑張ります!

まだまだけんかしてきますよ~~。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ