会社の本店表記(住所)上で、ビル名に数字が入るときの、登記での部屋番号の表示方法。

会社を設立するときや本店移転をするとき、新しい会社の住所の表記をどうするか?という問題があります。

まず、ビル名を入れるかどうか、階数を入れるかどうか、部屋番号を入れるかどうか、入れるとしたらその入れ方はどうするか、など・・・。

ビル名を入れる際に、たまに困ったな~となるのが、ビル名の最後に数字がはいときです。

たとえば、当事務所が入っているビルのように

「大拓ビル5」

というビル名の場合、部屋番号を入れるとすると 通常書くときは、

「大拓ビル5 708号」

などとすることが可能です。

が、しか~~~し、登記ではスペースを入れることができません。

よって、

「大拓ビル5(708号)」

「大拓ビル5-708号」

「大拓ビル5、708号」

などとする必要があります。そうしなければ、普通に「大拓ビル5 708号」で登記を申請すると、

「大拓ビル5708号」

となり、すごいビルやな~(57階?)ってことなります。

まあ、実際にはそのまま登記される可能性はほぼゼロに近いです。登記官から

「スペース登記できませんがどないしときましょ~か?」

と連絡が入ると思いますので。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ