司法書士の常識は世の中の非常識!?

先日こんなありました。

ご依頼者とのメールのやりとりで、宛名の個人名のところを

「〇〇(姓)〇〇(名) 様」(姓名の間のスペースなし)

と記載してメールを送ってしまったところ、「姓名の間にスペースを空けるのが常識だ」というご意見をいただきました。

本当にごもっともです。

手続をするときの、姓名の入力や記入についても、大抵は姓名の間にスペースを入れます。

でも、これは司法書士しか分からないと思いますが、スペースには拒絶反応が出るんです。

スペースをなるべく入れたくない。

一種の職業病です。

司法書士のメインの仕事で登記業務があり、登記業務においては、スペースが登記できないため、不動産登記や会社法人の登記いずれの場合でも、人の氏名は姓名の間にスペースは登記されません。

また、氏名以外の住所やその他についても、スペースは登記できませんので、司法書士は知らず知らずの間にできる限りスペースを除こうとしてしまいます。

あと、必要以上に、「全角にこだわってしまうと」というのも同様の司法書士にありがちな結構です。半角に拒絶反応です。

とはいえ、一般的にはスペースを入れることが多いため、ご依頼者によっては、不満に思われることもあるということが分かり、貴重な意見を頂いたと思います。

気づかずに、スペースを抜いてしまっている司法書士さんは、同じ目に合わないようにご留意くださいませ。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ