この仕事をしていると当たり前と思うことも一般的には当たり前ではないのかも。

常に正式な書面などを作成しているこの仕事をしていると、一般の方の感覚からはもしかしたら、いつのまにかかけ離れているのかも?

と思う出来事がありました。

個人的に、とある証明を取得しようとしたときの話。

内容を証明する証明者の印鑑は確かに押してある。

「原本の写しに相違ない」

という文言もある。

でも、証明者の会社や押印の権限のある代表者の肩書および個人名の記載が見当たらない。

「これは、どう考えても、押し忘れやな~。」

と思って、担当部署に電話をかけて説明するも、全く通じない。

「印鑑はおしてあるんですよね?」

の一点張り。

証明者の名前がなくて、誰の印鑑かどうやって分かるねん!?

て、思ったんですが、別に変わった担当者も似たり寄ったり、あまりポイントがつかめない様子。

(えっ? 待てよ、もしかして、おかしいのは相手ではなく自分かも!?)

と段々思えてきてしまった。

(ちなみに、上記以外にも、証明すべき内容が、部分的な情報から最終的な情報を証明できない点(具体的内容はかけませんが)も、いくら説明しても人が変わって説明しても、なかなか伝わらず、最終的には、画像のやり取りで示して、何とか進むかも?となった経緯もあります。)

普段から普通に証明にあたる文書を作成したり、どうやって証明していくかを頭で組み立てたりしているから、それが当たり前と思ってるだけで、一般の人にとっては、それほど重要ではないのかもしれない。はんこさえ押してあればよいという考えも、ありなのかもしれない。

もちろん、自分の仕事においては、一言一句違っていたら、補正になる世界ですので、必要以上に細かいところに気を遣ってしまうのは職業病であり、逆に必要なことである一方、それ以外の業界の人に同等レベルを最初から求めるのは、間違っているのかもと、今回少し反省しました。

業界違えば何もかも違う。

相手に合わせないとね。

※これが役所やったら、切れてたけど・・・(-_-;) 素人さんだから・