段々押印が不要となってきている今日この頃。
今まではんこ文化に親しんできた私としては、手続きで、ハンコはいらず、記名だけでよい
と変更になった手続きでも、記名だけだと、本当にこれでいいのか?と、
心の不安は拭えず・・・
特に司法書士は、他のどの士業よりもはんこと近い士業であると自負しておりますので、こよなくハンコを愛し、印鑑登録制度のおかげで、非常に多くの恩恵を受けている身であります。
それが、認印の押印が不要な流れとなってきて、そうかと思えば、相変わらず実印でなくても押印が必要な手続きもあり、今が色々混在して一番ややこしい時期なのでしょう。
何年かすれば、本当に必要な手続きだけ実印で押す、それ以外は、すべて不要ってなるんでしょうが・・・
実印は必須。
しかし、認印って意味あんの?っていうのは本当にごもっとも。
行政のハンコ99%廃止いいです。
でも、何だろうこのハートにぽっかり空いたようなさびしさは・・・。
認印でも押印するのが普通になりすぎて、ポンポン得意げに押印していた古き良き(?)時代がもう既に懐かしい感じがする。
ま、本当によく考えたら、認印ってなんで押してたんだろうって。
100均とかによく買いに行きましたよ。
司法書士ならだれでも、たくさんの苗字の認印のストックは持っていることでしょう。(大きな声では言えませんが・・・)
それももういらなくなるんでしょう。
買いに行かなくてよくなるんですね。
(一体何の話になっているのか・・・)
いつか、認印って何ですか?そんなんあったんですか?
ってなる時代がそんな先ではないんでしょうね。